ズメケンDXF DRAWING CHECK
2D→3D変換

2D図面から3Dソリッドを起こしてSTEPで書き出す【DXF→STEP】

押し出しと回転体。STEPで書き出してCAMへ渡せる

2D図面から3Dソリッドを起こしてSTEPで書き出す【DXF→STEP】

2D図面から3Dソリッドを起こす

現場に回ってくる図面は、いまだに二次元だけということが珍しくありません。ディーエックスエフから三次元のソリッドを起こして、ステップで書き出す機能を作りました。

3Dが無いと止まるもの

  • CAM — 加工パスを作るのに3D形状が要る
  • 見積り — 体積が出ないと材料費と重量が概算できない
  • 干渉確認 — 組み付く相手部品と当たるかは2Dでは見えない
  • そのために、受け取った側がCADで作り直している

キャムで加工パスを作るには三次元の形状が要ります。見積りでも、体積が出ないと材料費も重量も概算できません。結局、受け取った側がシーエーディーで作り直すことになります。

作り方は2通り。図面からは決まらない

  • 押し出し — 正面図の外形を板厚ぶん押し出し、穴を貫通させる
  •      側面図があれば段付きも読み取る(板材・板金)
  • 回転体 — 中心線について対称な外形を、軸まわりに一周させる
  •     (シャフト・フランジ・ブッシュなどの旋盤部品)
  • 同じ輪郭でもどちらの部品かは図面から決まらないので、人が選ぶ

作り方は二通りです。板材なら、正面図の外形を板厚ぶん押し出して穴を貫通させます。旋盤部品なら、中心線について対称な外形を軸まわりに一周させます。同じ輪郭でも、板なのか丸物なのかは図面からは決まりません。だから、ここだけは人が選びます。

板厚をどこから決めたかを必ず出す

  • 1. 手入力で指定 … 人の指定を最優先
  • 2. 側面図から読み取り … 段の並びをそのまま段付きに
  • 3. 注記から読み取り … 「板厚 8」などの記述
  • 4. 推定値(要確認) … 読み取れないときは警告つき

押し出しで一番のごまかしどころは板厚です。そこで、どこから決めた値なのかを必ず画面に出します。人の指定が最優先。次に側面図、次に注記。どれも読み取れないときだけ推定値を使い、警告を必ず添えます。黙って数字を作らない、というのがこの機能の一番大事なところです。

実際に動かします。段付きプレートの図面です。正面図に外形と穴、側面図に厚みが描かれています。読み込ませたら、作り方を選んで変換ボタンを押します。三段の段付きソリッドができました。座ぐりも四箇所付いています。その場で三次元のプレビューが出るので、ステップを落とす前に形を確かめられます。ドラッグで回せます。板厚の根拠は、側面図から読み取り。側面図の八、二十、八を、そのまま三段の厚みにしています。ステップで書き出せば、そのままシーエーディーやキャムで開けます。続いて旋盤部品です。段付きシャフトを読み込ませて、作り方を回転体に変えて変換します。中心線まわりに一周させた、最大径ファイ四十の形状ができました。

このサンプルの変換結果

板は三段で座ぐり四箇所、体積は百十六・四立方センチ。シャフトは最大径ファイ四十、全長百ミリ、体積は八十六立方センチ。どちらも、その数字をどこから決めたのかが画面に出ています。

できることと、できないこと

  • できる … 外形の押し出し・回転、貫通穴、段付き、体積の算出
  • できる … 注記の「4-φ6.6 ザグリφ11 深さ6.5」を座ぐりとして反映
  • できる … STEPを落とす前に、その場で3Dプレビューを回して確認
  • できない … 面取り・ねじ・R形状など、記号でしか書かれていないもの
  • できない … 図面に描かれていない裏側の形状
  • たたき台として出すもので、CADで開いて確認する前提
  • 3D変換・STEP出力はスタータープラン以上(現在ベータ)

できないこともはっきりさせておきます。外形の押し出しと回転、貫通穴、段付き、体積までは出せます。一方、面取りやねじのように記号でしか書かれていないものは反映されません。たたき台なので、シーエーディーで開いて確認する前提で使ってください。この機能はスタータープラン以上、現在ベータです。

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この動画の機能を使う

寸法の自動記入・2D→3D変換

寸法の入っていないDXFに基準点を選ぶだけで寸法を振り、板材は押し出し・丸物は回転体で3Dにして STEP で書き出します。

いま試す

処理はすべてブラウザ内で完結し、図面データは外部サーバーへ送信されません。

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